愛知県三河湾のおすすめ釣り場【マゴチ・キス・ハゼ・ギマ】
愛知県在住の釣り人が、三河湾のおすすめの釣り場をご紹介します。
三河湾は、知多半島と渥美半島に挟まれている。水深は比較的浅く、9mほどしかない。
外洋に直接面していないため、潮通はそれほど良くない。
日間賀島・佐久島・篠島という離島があり、こちらも釣り場としては結構有名ではある。
漁業が盛んで、漁業・養殖業総生産量は全国18位(いかなご・がざみ・しゃこ・あさりは1位、とらふぐ・うなぎは2位)と、かなりの好魚場でもある。
また、蒲郡市には全国的に有名な水族館「竹島水族館」もある。個人的には、新しく建て替えてちょっと残念です。
今回紹介する釣り場は、実際に釣果を出した釣り場のみになります。
※順序は名古屋から近い順です。
【愛知県三河湾の釣り場一覧】
武豊緑地公園(ファイザー前)
武豊緑地公園(ファイザー前)は、半田界隈では結構有名なポイントです。
裏手にバイアグラの製造会社、ファイザーの工場があるので、ファイザー前などとも言われています。
公園としても整備されており、トイレ有り、手すり有り、便利で安全な釣り場ですので、ファミリーフィッシングにおすすめです。
駐車場も30台ほど停めれますので、満車で入れないということは無いかと思います。
ここでのおすすめ釣りものは、夏場の小サバとギマです。
おすすめポイントは、小サバ狙いには、正面左角。ギマ狙いなら全域問題ありません。というのも、正面側手前の底は浅く、サビキがやりにくいです。
武豊緑地公園(ファイザー前)の攻め方
小サバは、サビキで狙います。絡まるので仕掛けは、数種類を複数購入してください。重りは8号前後で大丈夫です。
断然朝マヅメに分がありますので、早起きして狙ってみてください。
最近は、ウルトラライトジギングでも狙っています。
ウルトラライトジギングおすすめワームを紹介しています。

こんな感じのジグで狙います。
【メジャークラフト ジグパラ マイクロ 7g】
こんな感じで釣れます。

通常、梅雨明けぐらいの時期からシーズンインです。
ギマは、ぶっ込み一本仕掛けで狙います。餌は青イソメの一匹がけ。
投げて置いておけば、ハッキリとわかるあたりが出ますので、しっかりと合わせて下さい。
こちらも基本マヅメ時が釣りやすいです。
武豊緑地公園(ファイザー前)の「釣りもの」
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
サバ | ハゼ | アナゴ | |
ギマ | |||
タコ |
衣浦トンネル(碧南側)
衣浦トンネル(碧南側)は、半田市と碧南市を結ぶ衣浦海底トンネルの碧南側になります。
こちら側は、釣りテラスとして整備されているので、ファミリーにも安全でおすすめです。
トイレ有り、手すりあり、夜は街灯もつきます(24時で消灯)
車は、道路脇に止められますので、釣り場まで荷物を運ぶのも非常に楽です。
トンネルの上は根掛かりが激しいです。また手前は基礎が入っています。
釣場左角から左側は泥ですのでこちらは根掛かりはありません。
ここでのおすすめ釣りものは、夏秋のアナゴと秋のハゼです。
衣浦トンネル(碧南側)の攻め方
アナゴは、一本針のぶっ込みで狙います。ここはそれほど流れも速くないので、10号前後で問題ないです。
餌は自作のイカの切り身です。
以前記事にしていますので、作り方はこちらで確認してみてください。

狙う時間は、夕まづめから夜間にかけて狙います。飛距離はそれほど重要ではないです。手前から50mくらいまでで十分です。
釣れる時期としては、7月から12月くらいまでです。
ここのアナゴは、いつ釣りに行ってもサイズが小さいく、30cmぐらいです。
ハゼの仕掛けは、市販のもので問題ありません。市販品は2本針のものが多く、根掛かりが多発するようなら一本針でも問題ありません。
餌は、ジャリメの一匹がけ。
釣れる時期としては、10月から11月くらいまでです。狙う時間は昼間です。
私は、落ちハゼ狙いで釣行するので10月11月にしか狙いませんが、小さなハゼであれば、夏ごろから釣れると思います。
落ちハゼですので20cmを超えるサイズになります。刺身で食べられるサイズです。
衣浦トンネル(碧南側)の「釣りもの」
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
チヌ | アナゴ | ハゼ | アナゴ |
シーバス | タコ | カサゴ | |
セイゴ |
実際の釣行記はこちらからどうぞ


碧南海釣り公園
中部電力の碧南火力発電所の排水処理場の一角が釣り公園として整備されています。
常に温排水が出ている為魚の寄りが良く、年間通して多彩な魚が釣れます。
真冬でもチヌが釣れる貴重なポイントです。
釣り公園として整備されているので、トイレや柵はあります。ファミリーでも安心です。
どこの釣り公園でもそうですが、シーズン中は非常に込み合います。
温排水出口が特に込み合いますので、初心者には釣り公園の両サイドが比較的空いていておすすめです。
ここでのおすすめ釣りものは、春のコノシロです。
碧南海釣り公園の攻め方
例年3月~4月にかけて「コノシロ」が爆釣します。
仕掛けは「コノシロ用のサビキ(ママカリサビキ)」で狙います。コノシロは群れてますので、アミエビ等の撒き餌は必要ありません。
コノシロ用(ママカリサビキ)のサビキとはこんな感じです。
ママカリとは、「コノシロ」と同じニシン科の「サッパ」の事です。因みに、寿司ネタの「コハダ」は「コノシロ」の子供のことです。
碧南海釣り公園のコノシロ釣りは、釣りの腕どうこうの差はありません。コノシロが群れているポイントに入れるかどうかで釣果が決まります。
具体的には、「温排水の流れ出しポイント」ここに入れるかどうかで決まります。
「温排水の流れ出しポイント」から離れるにつれて釣果が少なくなります。
また、同じポイントで「ボラ」「サッパ」もたくさん釣れます。
具体的な釣行記はこちら

因みに、ここのボラは旨かったですよ。

碧南海釣り公園の「釣りもの」
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
コノシロ | ハゼ | タチウオ | チヌ |
ボラ | 小型青物 |
緑ヶ先野球場前
緑ヶ先野球場前は、「東幡豆港」と「知柄漁港」という有名な釣り場に挟まれた釣場になります。マリーナ東海の横になります。
こちらは釣り場というより、岩壁になります。
手前に消波ブロックが入っていますが、整然と積まれているため、移動は楽です。
ここでのおすすめ釣りものは、春のカサゴです。
緑ヶ先野球場前の攻め方
カサゴは、手前の消波ブロックで穴釣りで釣ります。餌は、イソメを2cmほどに切って使用します。
仕掛けは、ブラクリ仕掛けか、5g程度のジグヘッドを使用します。
時期は、3月から5月。消波ブロックでの穴釣りですので、釣行時間は昼間になります。
ここは、ワームでも釣れます。アジング用のワームとジグヘッドが使いやすいと思います。
釣り人が入っていない為か、数は結構釣れます。しかしサイズが小さい小さい。
ほぼリリースサイズですが、数が釣れるので楽しいです(*^ヮ^*)
緑ヶ先野球場前の「釣りもの」
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
カサゴ | キス | ハゼ | ヒイカ |
カサゴ |
御津臨界埋立地
御津臨界埋立地は、「愛知県豊川浄化センター」のある広大な埋立地になります。新西浜埋立地とも言われております。
岸際に防風林が植えてあり、その際沿いの道に駐車します。
豊川と豊川放水路の河口に位置している釣場になります。
河口寄りの豊川浄化センター埋立地公園からも釣り可能です。
手前には消波ブロックが入っている為、消波ブロックからの釣りになります。
消波ブロックも丸型なので比較的移動はしやすいです。
ここでのおすすめ釣りものは、春のサヨリです。
御津臨界埋立地の攻め方
サヨリは、市販のサヨリ仕掛けで狙います。ある程度の遠投が必要ですので、遠投出来る仕掛けを購入して下さい。
コマセカゴにアミコマセを入れ、つけ餌にはジャリメを一匹掛けでつけます。
サヨリと言えば「はんぺん」を餌に使うという釣り方もありますが、ジャリメの方が釣れます。
あまり岸近くには寄って来ませんので、フルキャストで沖を狙います。50mは最低でも遠投して下さい。
100m飛べば人の倍は釣れます。そのぐらい飛距離が大事です。
釣れる時期は5月ごろです。しかし回遊時期が毎年違うので、最寄りの釣具屋さんで最新の釣果情報を仕入れてから釣行されると間違いないです。
シーズンも通年1ヵ月無いくらいで終了になります。
御津臨界埋立地の「釣りもの」
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
サヨリ | キス | ハゼ | カサゴ |
チヌ | ウナギ | セイゴ |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
三河湾は、名古屋から1時間程度で釣行できるポイントも多くあります。
三河湾は、内海の為ショアから青物が釣れたりはしませんが、釣れる時期、釣れるターゲットを選べば結構楽しめますよ。
愛知県は、三河湾以外にも遊べる釣り場が多いです。
愛知県知多半島なんかもいろいろ釣れて楽しいですよ。こちらの記事で詳細を書いています。
