亀の手の美味しい食べ方【カメノテの塩茹で】
地磯でショアジギしてると目につく不思議な生物。名前のとおり、亀の手のような形をしています。爪とウロコかな。
意外と美味しいとの噂もありますので、今回食べてみる事にしました。
因みに、亀の手(カメノテ)は売っているんですね。
亀の手(カメノテ)ってなに?
磯場やテトラポッド等に付着している固着動物です。
カラス貝とかと一緒に付着しているが貝ではありません。分類上は甲殻類になります。
見た目ぜんぜん違いますが、カニやエビの仲間みたいです。
亀の手の取り方
亀の手(カメノテ)はこんな磯場にいます。プランクトンを食べているようですので、波打ち際に群れて生えています。
今見ても甲殻類だとは思えませんねー。
かなりかたく岩にくっついてますので、手で引きちぎるのは難しいです。
根元にナイフを入れて切り取るのが上手く取るコツです。もともと可食部は少ないので、なるべく根元から切ってください。
根元もウロコのようになっていますが、ナイフで切れます。
こんなナイフが、釣りに使いやすくておすすめです。
今回は、上の記事内のクラフトナイフを使って取りました。
亀の手(カメノテ)の食べ方
海老とも蟹とも貝とも言えない味で美味しい亀の手(カメノテ)。
食べ方としては、「塩茹で」「みそ汁」「酒蒸し」「ワイン煮」など。
今回は一番簡単で、ダイレクトに素材の味を楽しめる「塩茹で」で食べてみたいと思います。
亀の手(カメノテ)の塩茹で
まずは、取ってきた亀の手(かめのて)を綺麗に洗います。地磯で取ってきたので結構汚れています。
今回は中華鍋で塩茹でしていきます。中華鍋に水を入れて火にかけます。沸騰したら海水程度になるまで塩をいれます。
塩は、写真のような岩塩を使うと美味しく「塩茹で」できます。
おすすめの岩塩はこちらです。
ミル付きで便利ですよ。
5分~10分くらい茹でたら出来上がりです。
茹でた亀の手(カメノテ)は、簡単にむく事が出来ます。爪の中の身も食べれます。
亀の手(カメノテ)の味は・・・。蟹?海老?貝?
というより、ヤドカリが一番近い気がします。うんヤドカリ味です。
ビールが進む味ですね。適度な磯臭さがたまらんですね~
亀の手(カメノテ)は旨いです
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は磯とかに自生している亀の手(カメノテ)を食べてみました。
意外と旨いと言われていますので、いつか食べてみたいとは思っていました。
食べて旨かったので、今後は毎回とって帰ろうと思います。
いい酒の肴ですね。
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