四日市沖堤防【霞沖堤防・四日市沖堤防】ってめちゃくちゃ釣れるんです
沖堤防と言えば、大阪の武庫川一文字や兵庫県の垂水一文字、神戸ポートアイランド沖の「和田防」「新波止」「七防」「ポーアイ沖」「ミニ波止」などが青物も釣れるので有名です。
しかし、名古屋から30分でいける三重県四日市市にも沖堤防があるんです。
上記の堤防のように、「メーターオーバーのブリが釣れた~」とか、「タチウオが50匹釣れた~」とかは無いです。
でも、カサゴを20匹釣ったり、チヌを10匹釣ったり、マゴチを10匹釣ったりとかは比較的簡単に出来ます。
数は多くないですが、毎年サワラやタチウオは釣れてます。50cmとかのアズキマス(キジハタ)もあがったりする、夢のある沖堤防になっています。
※2019年度は青物祭りがありました。とんでも無い数の釣り人が押し寄せていましたね。
霞沖堤防
霞埠頭の沖合にある沖堤防です。陸地から渡船で10分程で到着します。
釣りものは、四季を通して豊富で、「根魚」「チヌ」「シーバス」「タコ」「マゴチ」などが有名です。それぞれの狙い方を記載していきます。
霞沖堤防の釣り魚と釣り方
【根魚】
釣れる根魚としては、メバル・カサゴ・ソイ・アズキマス(キジハタ)になります。
堤防角から先端(長いほう)に向かって外側はガチな基礎が入っています。油断するとすぐ根がかりします。
ここにかなりの根魚がストックされているようで、同じ場所で何匹も釣れ続きますが、あたりが止まるようなら、1メートル程ずれればまた釣れるようになります。
日中でも釣れますが、圧倒的に夕マヅメから夜間にかけてをおすすめします。あたりの数が段違いです。
釣り方は、エサでもルアーでもOKです。エサだとつけ変えるのが面倒なのでルアーがいいかと思います。
私は、ジカリグで釣っております。
ジカリグの作り方はこちら
重りは3号~5号。針はオフセットの6番かチヌ針の5号
釣れるサイズは、15cm~30cm。アズキマス(キジハタ)は、50cmオーバーもあがっています。
【チヌ】
エサ釣りでは、春秋のフカセと夏の落とし込み釣りが鉄板です。チヌの寄りも良く、プレッシャーも少ないので、皆さん結構釣ってます。私はエサ釣りはやらないのでわかりませんが・・・
岸黒かライトワインドで狙っています。
因みに、岸黒ゲームってのはヘチ釣りで使うエサの代わりにワームを使って釣る釣り方のことです。
こんなワームで狙います。
やっぱりガルプは効きますよ。
ロッドとリールはシーバスの物をそのまま流用出来ますので、朝マヅメはシーバス、日が昇ってきたら黒鯛の岸黒ゲームという流れで一日釣りが出来ます。
ライトワインドは、基本底を取ってからの巻きあげになります。フォール中に食うので、集中してください。
だいたい、フォールのあたりに気づかなくても、フォール後の最初のアクションでかかりますけどね。
ライトワインドの詳細記事も書いてます。
釣れるサイズは、45cm前後が多い感じです。多い人は、5~6匹釣ってますよ。
【シーバス】
年中あがっているイメージがあります。しかし、夏~秋のシーズンが一番釣れているようです。
日中釣るのは難しいので、朝マヅメ一本勝負です。
私は、メタルバイブで釣る事が多いです。人がいなければ、岸沿いのテクトロもありです。
釣れるサイズは、30cm~60cmくらいまで。あまり大きいサイズは釣れないようです。
【タコ】
6月~9月頃まで小タコの数釣り。もしくは、冬のキロアップの親タコ狙いのどちらかがおすすめです。
真夏ですと、外向きはチヌの落とし込み釣り師が多いので、トラブルが無いようにしたいですね。
タコ釣りでガシャガシャした後でも問題なくチヌは釣れますが、それを知らない人が多いので・・・。
堤防際の底メインで探り歩けばいいかと思います。日中でも釣れますが、夕マヅメから夜間の方が釣果はあがります。
堤防内側であれば、それほど根がかりも無いので快適に釣りが出来ます。
タコ釣りの仕掛けはこんなのです。
サイズは、100g~2kgくらいです。初夏の夜は、10杯は釣れると思います。
タコの釣り方を別記事でまとめました。
【マゴチ】
夏と言えばマゴチですね。6月~8月ころまでがシーズンです。
四日市沖堤防と違い、エサ釣り師はほぼいません。
外側は根がかるので内側がおすすめです。内側の底は、全域ドロですので、底までルアーを沈めてゆっくり引いてくるだけでヒットします。必ず底を感じてください。
数自体も相当数いるようですので、狙ってみてください。
おすすめルアーはワームです。
サイズは、40cm~60cm程です。多い人で、3~4匹程釣っています。
【季節の釣り魚】
春:チヌ
夏:チヌ・タコ・マゴチ
秋:シーバス・青物(サワラ・タチウオ)アジ・サバ・イワシ
冬:根魚・アナゴ
霞沖堤防の渡船屋さん
KO-SHIN丸(コーシン丸)
この地図上の船がコーシン丸になります。駐車場は特に無く、船の周りに停めます。
船宿も無いです。注意点として、船頭のおっちゃんキレやすいです。行き帰りの船の時間に遅刻すると半端無くキレます。30分前には到着するようにしましょう。
渡船料金は先払いです。
【基本情報】
渡船料金:1500円(ライフジャケットは別途200円)
予約:電話
渡船時間(平日):6時~16時30分
渡船時間(土日祝):6時~21時30分
エサ:無し(事前に購入して下さい)
四日市沖堤防
四日市港の沖合にある沖堤防です。陸地から渡船で10分程で到着します。
上記の地図で上側が新堤防、下側が旧堤防になります。堤防が長い為、渡船屋で旧堤防か新堤防か渡船先を選ぶ形になります。
釣りポイントは、それぞれの堤防先端と角地です。
外側中側共に、底は泥です。先端以外基礎もあまり入っていないようで根がかりは少ないです。
釣りものは四季を通して豊富で、根魚・チヌ・シーバス・タコ・マゴチなどが有名です。それぞれの狙い方を記載していきます。
四日市沖堤防の釣り方
【根魚】
霞埠頭に比べて根がきつく無い為、堤防際を重点的に狙っていきます。時期の問題かもしれませんが、霞埠頭に比べてベラが多い気がします。それも巨ベラ。
狙い方は、ジカリグ、ライトワインド、落とし込みとあまり拘り無く、好きなスタイルでいいかと思います。
日中は釣りにくいので、夕マヅメから夜間がおすすめです。根魚の活性も上がり餌を探して回遊するようで、堤防際から離れても釣れるようになります。
こういうワームがおすすめです。
釣れるサイズは、15cm~30cm。
【チヌ】
チヌ釣りに関しては、霞沖堤防とまったく同じです。フカセ・落とし込み共に可能です。
新堤、旧堤どちらでも釣れますが、旧堤は、水面まで近いので落とし込みはやり難いです。
新堤防先端から、最初の角までを外側内側交互に行ったり来たりしながら探っていきます。
釣れるサイズは、45cm前後が多い感じです。多い人で、5~6匹釣ってますよ。
【シーバス】
こちらも霞沖堤防と変わらずです。外側、内側共に釣れています。ただ、やはり先端が有利なようです。堤防が長大な為、テクトロで探ってみるのは面白いかと思います。
釣れるサイズは、30cm~60cmくらいまで。あまり大きいサイズは釣れないようです。
【タコ】
タコに関しては、不思議と霞沖堤防の方が釣れている感じがします。私はこちらでは釣った事がありません。
釣れている所は、ちょくちょく見ますのでいるにはいるかと思いますが・・・。
【マゴチ】
マゴチに関しては、霞沖堤防より釣れているイメージです。それも、四日市沖堤防ではエサ釣りで狙っている方が多いです。
霞沖堤防は見たこと無いのに・・・。
狙い方としては、ハゼの泳がせで浮きをつけます。底は30cmほど切って流すようです。
釣れるポイントは、接岸のタイミングに合わせて、先端から角まで移動します。
新堤、旧堤どちらでも釣れますが、時期によって釣りやすい釣り難いがあります。都度渡船屋さんで教えてもらうのが沢山釣るポイントです。
泳がせ釣りはこんな仕掛けです。
もちろんワームでも釣れます。底まで沈めてゆっくり探ってみてください。
根がかりが少ないので、ジグやメタルバイブのリフト&フォールもおすすめです。
サイズは、餌釣りは小さく30cm~45cmくらいが多いです。
あと、ヒラメも結構釣れてますよ。
【季節の釣り魚】
春:チヌ
夏:チヌ・タコ・マゴチ
秋:シーバス・青物(サワラ・タチウオ)アジ・サバ・イワシ
冬:根魚・アナゴ・ヒラメ
四日市沖堤防の渡船屋さん
渡船丸金山
この地図上の場所が渡船丸金山になります。駐車場は渡船屋の横に停めます。必ず塀の中に停めてください。塀の外は違う会社さんの駐車場のようです。
船宿があるので、出船まで時間がある時は休憩出来ます。船宿があると落ち着きますね。
以前は、もう少し終わりが遅かったのですが、最近は土曜日以外は早終わりですので気をつけてください。
渡船料金は先払いです。
【基本情報】
渡船料金:1500円(ライフジャケットは別途200円)
予約:電話(最近込み合うので予約制になったみたいです)
渡船時間(平日):6時~11時00分
渡船時間(土):6時~21時30分
渡船時間(日祝):6時~17時00分
エサ:基本的に無し(事前に購入して下さい)、カラスガイはある時は無料であります。
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まとめ
近畿地方にある沖堤防のように毎年確実に青物が釣れるなんて夢は無いですが、チヌや根魚、マゴチ等は沢山釣る事が出来ますよ。
ただ最近は黒潮の影響か、比較的青物は釣れています。
是非、愛知県・三重県に在住の釣り人は足を運んでみてくださいね。