ベイトロッドのロッドグリップを延長するカスタマイズ方法を紹介します
学生時代にバス釣りにハマっていました。
その影響で、ベイトロッドを複数本所有していました。ただ、現在バス釣りはしていないので家の倉庫で眠っている状態でした。
最近海の船釣りに行く機会があり、今後も定期的に船釣りに行くことになりそうです。
今まで竿は都度レンタルしていましたが、そろそろマイロッドで船釣りがしたいんですよね。レンタルするのも地味にお金かかりますしね。
しかし、新しい竿を買うお金も無いので、倉庫で眠っているバスロッドをカスタマイズする事にしました。
ただバスロッドはロッドグリップが短く、そのまま使うと手首の負担が大きい為、ロッドグリップを延長して快適に船釣りが出来るようにカスタマイズしました。
今回はそのカスタマイズ方法をご紹介していきます。
因みに、今回カスタマイズした竿は、SZMの「TOP-FORCE」という初心者向けに売られている3000円くらいの竿になります。
自作方法
EVAグリップの切断
まずは、グリップ後ろにあるキャップをマイナスドライバーで外します。
その後、グリップエンドから5cmほどの所にマスキングテープで印をつけて、カッターナイフで切断します。
EVAグリップの為、カッターナイフでもスムーズに切る事が出来ます。
グリップ内に芯棒を追加
延長する長さに合わせて、芯棒を追加します。
今回は、自作コストを極限まで下げたかったので、手持ちのアルミパイプを芯棒にしました。
外径6mm、中径5mmのものがあればピッタリはまります。
ただ、これは実際に使ってみて思うのですが、アルミの芯棒だと柔らかいので延長したロッドグリップが曲がります。
自作される方は、下記のようなカーボンパイプを購入してください。
サイズは自作するベイトロッドの芯棒に合わせてください。
こういう道具で外径を測ってください。
100均でもプラスチック製のが売ってますね。
芯棒の隙間合わせ
延長用のEVAグリップの内径が10mmのものしか売っていなかった為、隙間を埋める為にガムテープを巻きます。
ガムテープの幅は2.5cm。ガムテープとガムテープの間隔は1cmです。
※通常EVAグリップの内径とカーボン製の芯棒の外径は同じサイズを購入しますのでこの作業は不要です。
④EVAグリップ追加
延長するグリップは、東邦産業のストレートEVAグリップを使用します。
ネットで買えば、内径ピッタリのものが買えます。
ネットで買えばヨカッタ・・・
ねじ込む際に、接着剤として2液混合タイプのエポキシを使います。
100均で売ってる物で十分です。
10分で硬化する為、すばやく作業しないとEVAグリップが挿入出来なくなります。
購入したEVAグリップをねじ込み完成です。
芯棒にしたアルミが柔らかいせいで、若干曲がりますがグリップが脇で挟めるようになった為操作がだいぶ楽になりそうです。
実際に使用した感じはまた後日記事にします。
自作コスト
今回は自宅にある余りものを使っていますのでだいぶ自作費用を抑える事が出来ました。
ただそれだと参考にならないので、芯棒とEVAグリップを購入したと仮定して算出します。
1900円(カーボン製芯棒)+770円(EVAグリップ)=2670円
まあ、船竿買うのに比べれば安く自作できるかと思います。
実際に船釣りで使用してみた
何度か船釣りに行きましたが、まあ特に問題無いですね。30号くらいまでなら魚が釣れても釣り負ける事は無いですね。バス用の竿って結構頑丈なんですね。
釣った詳細はこちらの記事でまとめています。
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まとめ
自宅に眠っているバス用のベイトロッドを船用に改修する方法をご紹介しました。
実際に船釣りで使用していますが、操作性は問題無いですね。
船タチウオ・タイラバ・船五目釣りと経験しましたが、この程度の釣りであれば余裕で対応できました。
流石に、ブリジギングとかは難しいでしょうけどライトな船釣りなら問題無さそうです。
自宅にバス用のロッドが眠っている方は是非自作してみてください。