アジの釣り方｜初心者でも簡単！一年中楽しめる人気魚を釣り上げよう！
アジ（鯵）は、日本全国の海で広く見られる大衆魚で、手軽に釣れて食べても美味しいことから、初心者からベテランまで多くの釣り人に愛されています。
特に堤防や漁港で楽しめる「サビキ釣り」や、ルアーを使った「アジング」は手軽で奥が深く、釣りの入門にも最適です。
この記事では、アジの釣れる時期やポイント、仕掛けやエサの選び方、釣り方のコツを丁寧に解説するとともに、釣ったアジを活用したおすすめレシピも3品ご紹介します！
アジが釣れる時期と時間帯
アジは一年を通して釣れる魚ですが、特に春（4月〜6月）と秋（9月〜11月）がハイシーズンです。この時期は岸からでも釣れやすく、サイズも良型が狙えます。
おすすめの時間帯は朝まずめ（夜明け前後）と夕まずめ（日没前後）。この時間帯はアジの活性が高く、群れで回遊してくるため、数釣りが期待できます。
アジ釣りの主な釣り方
サビキ釣り（初心者におすすめ）
堤防釣りの定番が「サビキ釣り」です。複数の針がついたサビキ仕掛けを使い、カゴにアミエビを入れて海中にまきながら釣ります。
必要な道具：
- サビキ仕掛け（5〜7本針、ハゲ皮・スキンタイプが定番）
- アミエビ（冷凍・常温）
- コマセカゴ
- 2〜3mの磯竿または万能竿
- 小型のスピニングリール
釣り方のポイント：
アミエビをカゴに詰め、海中に投入したらゆっくり上下させてコマセを撒きます。アジが集まってきたら、細かくシャクって誘いましょう。アタリが来たら、素早くリールを巻いて仕掛けごと引き上げます。
アジング（ルアー釣り）
アジングとは、軽量のルアー（ジグヘッド＋ワーム）を使ってアジを狙う人気のルアーフィッシングです。アミエビを使わないので手も汚れず、夜釣りとの相性も抜群です。
必要な道具：
- アジングロッド（6〜7フィート）
- 小型スピニングリール（1000〜2000番）
- PEライン0.3号＋フロロカーボンリーダー0.8号
- ジグヘッド（0.8〜1.5g）＋ワーム（ストレート・ピンテール系）
釣り方のポイント：
常夜灯のある漁港など、アジが集まりやすい場所でキャスト。着水後、ジグヘッドをカウントして沈め、スローにリトリーブしたり、細かくトゥイッチを入れて誘います。アタリは「コツッ」と小さいので、反射的に合わせましょう。
ウキ釣り（ちょい投げ感覚で）
仕掛けを流して釣るウキ釣りも、アジに効果的です。エサはオキアミやアミエビを刺し餌として使用します。釣り場に人が多くてサビキができない時などに有効です。
アジ釣りのコツと注意点
- 群れが回遊してきたタイミングを逃さないことが大切です。
- 光に集まる性質があるため、夜釣りでは常夜灯の下が有利です。
- アタリが止まったら、深さや場所を変えてみましょう。
- 釣れたアジは氷締めして鮮度を保ちましょう。
釣ったアジのおすすめレシピ3選！
新鮮なアジはお刺身から揚げ物まで幅広い料理に活用できます。ここでは、家庭で簡単に作れるアジ料理を3つご紹介します。
アジのなめろう（おつまみに最高）
材料（2人分）：
- アジの刺身用切り身（2尾分）
- 味噌（小さじ2）
- みょうが、青じそ、生姜（各1〜2枚）
- ねぎ（適量）
作り方：
- アジの刺身を細かく刻む。
- 薬味もすべて細かく刻み、アジと一緒に包丁で叩きながら混ぜる。
- 味噌を加えてさらに叩き、粘りが出てきたら完成。
※ご飯に乗せても、焼いて「さんが焼き」にしても絶品！
アジフライ（子どもにも大人気）
材料（2人分）：
- アジ（中型2尾）
- 小麦粉、卵、パン粉（各適量）
- 塩こしょう（少々）
- 揚げ油（適量）
作り方：
- アジを三枚おろしにし、腹骨をそぎ取る。
- 塩こしょうを振り、小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつける。
- 170度の油でカラッと揚げ、きつね色になったら完成。
アジの南蛮漬け（保存も効く）
材料（2〜3人分）：
- 小アジ（10尾程度）
- 玉ねぎ、人参、ピーマン（各1/2個）
- 酢（100ml）、醤油（50ml）、砂糖（大さじ2）、だし汁（50ml）
作り方：
- アジは頭と内臓を取り、片栗粉をまぶして揚げる。
- 野菜は薄切りにしておく。
- 調味料を合わせてひと煮立ちさせ、揚げたアジと野菜を漬け込む。
※冷蔵庫で一晩置くと味がしみてより美味しい！
まとめ｜アジ釣りは手軽で奥深い！
アジ釣りは初心者でも簡単に楽しめるうえ、道具やエサも安価で、家族や友人とも気軽に出かけられる釣りです。
しかも、釣った後は美味しくいただけるのが最大の魅力です。
サビキ釣りやアジングでアジを狙って、ぜひ自分だけの「釣って食べる」楽しみを味わってみてください！
次回は別の魚種について、釣り方とおすすめレシピをご紹介しますので、お楽しみに！
