シーバスの釣り方｜初心者でも釣れる！都市河川や港湾で狙えるルアー釣りの王様
シーバス（スズキ）は、都市部の河川や港湾部、サーフ、磯など多彩なフィールドで狙える人気ターゲットです。
「ルアー釣りの王様」とも呼ばれ、そのパワフルな引きと美しい魚体に多くの釣り人が魅了されています。
この記事では、シーバスが釣れる時期や時間帯、代表的な釣り方（ルアー中心）、ポイントの選び方、釣れたシーバスのおすすめ料理3品を詳しく紹介します。
シーバスが釣れる時期と時間帯
シーバスは年間を通じて釣れますが、特に釣果が安定するのは春（3〜5月）と秋（9〜11月）。春は産卵から回復した「アフターシーバス」が活発にエサを追い、秋は落ち鮎などを狙った大型が接岸します。
時間帯は早朝と夕方のマズメ時、または夜の常夜灯周りが好機です。潮の動きも重要で、潮が動き出すタイミングが狙い目です。
シーバス釣りの主な釣り方
ルアー釣り（シーバスゲーム）
最も一般的で人気があるのがルアーを使った「シーバスゲーム」。さまざまなルアーを使い分けて攻略するゲーム性の高さが魅力です。
必要な道具：
- シーバスロッド（8〜9ft、ML〜Mクラス）
- スピニングリール（3000〜4000番）
- PEライン1号＋フロロリーダー20lb前後
- ルアー：ミノー、バイブレーション、シンキングペンシル、トップウォーターなど
釣り方のコツ：
明暗の境や潮目、橋脚周り、テトラの影など「流れ＋変化」がある場所がポイント。ルアーの種類やレンジ（表層〜底層）を状況に応じて変えることで、反応を引き出せます。
夜はスローリトリーブでナチュラルに。日中はジャークや早巻きも有効です。
フロートリグでのソフトルアー釣り
比較的軽量のワームを遠投して流す「フロートリグ」は、河川や干潟などで有効な戦略です。飛距離とナチュラルさを両立できます。
必要な道具：
- ML〜Lクラスのロッド（9〜10ft）
- フロート（中通しタイプ）＋ジグヘッドワーム
遠投してゆっくりとドリフトさせながら流し、シーバスが潜む流れの中にルアーを届けます。ボイルが出ていない時でも、食わせやすい釣り方です。バチ抜け時にも有効な戦法です。
ウキ釣り・エサ釣り（初心者でも可）
シーバスはルアーだけでなく、アジやイワシ、エビなどを使ったエサ釣りでも狙えます。特に活きエサを使った泳がせ釣りは効果抜群です。
必要な道具：
- 磯竿や投げ竿、道糸3〜4号
- 電気ウキや遊動ウキ仕掛け
- エサ：アジ、イワシ、エビなど
夜の常夜灯まわりや潮通しの良い港内で狙います。エサを泳がせながら待つと、突如として豪快なアタリが出ることも。
シーバス釣りのポイントと注意点
- 流れと地形変化を意識してポイントを選ぶ
- ヒット後のエラ洗い（ジャンプ）に注意し、テンションを緩めない
- キャッチアンドリリースも視野に入れ、ランディングは丁寧に
- 夜釣りはライフジャケット・ヘッドライトを忘れずに
釣ったシーバスのおすすめレシピ3選
シーバスは白身魚で、淡白ながら上品な味わいが魅力です。
大型は刺身も美味しく、小型は塩焼きやムニエルにも最適です。以下に3つのおすすめ料理をご紹介します。
シーバスの刺身（新鮮なうちに）
材料：
- シーバス（できれば50cm以上）
- 醤油、わさび、大葉、ポン酢など
作り方：
- 3枚におろして皮を引き、薄くスライスする。
- 皿に盛り、大葉や薬味を添える。
- 醤油またはポン酢でいただく。
シーバスのムニエル（洋風で人気）
材料：
- シーバス切り身（2切れ）
- 塩・こしょう、小麦粉、バター、レモン
作り方：
- 切り身に塩こしょうをし、小麦粉をまぶす。
- バターで両面をこんがり焼く。
- 仕上げにレモン汁をふって完成。
シーバスのアクアパッツァ（旨味たっぷり）
材料：
- シーバス（1尾）、あさり（100g）、トマト、にんにく、オリーブオイル、白ワイン
作り方：
- 魚に塩を振って下処理。
- フライパンで魚を焼き、あさり・トマト・にんにく・ワインを加えて蒸す。
- 10分ほど加熱し、貝が開いたら完成。
まとめ｜シーバス釣りは奥深く、食味も優秀！
シーバス釣りは、都市近郊で手軽に始められる一方、ルアーの使い分けや潮の読みなど奥深さもあり、初心者からベテランまで長く楽しめるジャンルです。
釣った後は、新鮮な刺身や洋風料理で味わえるのもシーバスの魅力。ぜひあなたも、身近なフィールドでシーバスとの出会いを楽しんでみてください！