カサゴの釣り方|初心者でも簡単!堤防から狙える美味しい根魚!初心者にもおすすめ
カサゴ(ガシラ)は、ゴツゴツした岩場などに潜む根魚の代表格です。
防波堤や磯からも狙える身近なターゲットで、引きが強く、食べても美味しいことから、初心者からベテランまで幅広い人気を集めています。
この記事では、カサゴが釣れる時期やポイント、釣り方を詳しく解説し、釣ったカサゴを活用したおすすめレシピも3つ紹介します。
カサゴの釣れる時期と時間帯
- シーズン:1年中狙えますが、特に冬〜春(12〜4月)にサイズ・数ともに安定します。
- 時間帯:夜釣りがベスト。日中でもテトラ帯の陰などを狙えば釣果が期待できます。
カサゴ釣りのポイント選び
カサゴは岩の隙間やテトラ、堤防のキワ、船の係留ロープまわりなど障害物(ストラクチャー)周辺に潜んでいます。動かず待ち伏せ型の魚なので、ピンポイントを丁寧に攻めることが重要です。
カサゴの釣り方|初心者でも始めやすい3スタイル
胴突き仕掛け(エサ釣り)
もっともスタンダードな釣り方が胴突き仕掛けを使ったエサ釣りです。初心者にも扱いやすく、足元で釣れるため安全性も高いです。
必要な道具:
- 短めのロッド(1.8〜2.4m)、小型リール
- 胴突き仕掛け(オモリ付き、1〜2本針)
- エサ:オキアミ、サバの切り身、イソメなど
釣り方のコツ:堤防の際やテトラの隙間に仕掛けを落とし、底を取ってからアタリを待ちます。アタリがあったら、しっかり食わせてから聞き合わせするのがポイント。
ワームを使ったライトロックフィッシュゲーム
近年人気の釣り方が、ワーム(ソフトルアー)を使ったライトロックフィッシュゲームです。道具が軽く操作性が良いため、手軽に楽しめます。
タックル例:
- メバリングロッドやアジングロッド(UL〜Lクラス)
- リール:1000〜2500番
- ジグヘッド(1.5〜5g)+ワーム(2〜3インチ)
狙い方:テトラのキワや堤防の足元にワームを落とし、リフト&フォールで誘います。フォール中に「コツッ」とアタリが出るので、素早くアワせましょう。
穴釣り(テトラ帯の隙間を狙う)
テトラ帯での釣りで有効なのが穴釣り。カサゴが潜んでいそうな穴に仕掛けを落としてピンポイントで攻めます。
道具例:穴釣り専用の短竿+片テンビン、またはブラクリ仕掛け
注意点:根掛かりしやすい釣り方なので、糸を強めにし、仕掛けを多めに持参しましょう。
カサゴを釣る際の注意点
- 鋭いトゲに注意!針を外すときは軍手やフィッシュグリップを使用
- 根掛かりしやすいポイントでは頻繁な仕掛けチェックを
- 釣れたら速やかに締めて氷締めし、鮮度を保つ
釣ったカサゴのおすすめレシピ3選
カサゴは白身でクセがなく、どんな料理にも合う万能魚です。特に煮つけや唐揚げ、汁物は格別です。
カサゴの煮つけ(定番の和風レシピ)
材料:
- カサゴ(中型)2〜3尾
- しょうゆ、みりん、砂糖、酒、生姜
作り方:
- ウロコと内臓を取り除き、軽く湯通しして臭みを取る。
- 鍋に煮汁(しょうゆ・みりん・砂糖・酒・水)を入れて煮立て、魚を投入。
- 落し蓋をして中火で15分ほど煮る。
カサゴの唐揚げ(骨までサクサク!)
材料:
- 小型のカサゴ 2〜4尾
- 片栗粉、塩こしょう、レモン
作り方:
- 下処理後、しっかり水分を拭き取る。
- 塩こしょうをして片栗粉をまぶし、180度の油で二度揚げ。
- レモンを添えて、骨ごとバリバリいただけます。
カサゴの味噌汁(磯の風味たっぷり)
材料:
- カサゴのアラや頭
- 味噌、ネギ、昆布、水
作り方:
- アラを湯通しし、昆布だしで煮る。
- アクを取りながら10分煮て、味噌を溶き入れる。
- 刻んだネギを加えて完成。
まとめ|カサゴ釣りは気軽で楽しく、食べても大満足
堤防や磯場など、身近な釣り場で楽しめるカサゴ釣りは、初心者にとってもハードルが低く、釣って良し、食べて良しの魅力たっぷりなターゲットです。
これから釣りを始める方も、ぜひ胴突きやワームでカサゴを狙ってみてください。釣った後は、煮つけや唐揚げなど、家庭で楽しめるレシピで美味しくいただきましょう!