6月に釣れる魚ランキング【岸から狙える20種|釣り方+厳選3レシピ】
6月は水温上昇に伴い岸寄りの魚が増える季節。今回は岸から釣れる20魚種をランキング形式で紹介。各魚のおススメ“釣り方”と、“食べ方”として3つのレシピを材料・作り方付きで解説します。
第1位:アジ
釣り方
堤防でのサビキ釣りや夜のアジング(ワームルアー)が◎。コマセを撒いて小型~中型を狙う。
おすすめの食べ方
レシピ①:アジの刺身
材料:アジ(刺身用)3尾・大葉5枚・しょうが少々・わさび適量
作り方:
①刺身サイズにおろし、氷水で締める。
②大葉としょうがと共に盛り付け、わさび醤油で。
レシピ②:なめろう風タルタル
材料:
– アジ3尾(小さめ)・味噌大さじ1・みょうが1本・青ネギ適量・マヨ大さじ2
作り方:
①アジを叩いて味噌・みょうが・ネギを混ぜる。②マヨネーズで和えて、パンやクラッカーに。
レシピ③:アジの骨せんべい
材料:
– アジの骨部分・小麦粉適量・揚げ油
作り方:
①骨に小麦粉をまぶす。②180℃の油でカリっと揚げて、塩で味付け。
第2位:メバル
釣り方
夕暮れ時~夜に磯周りやテトラ帯でウキ釣り、またはワームでのメバリング。
おすすめの食べ方
レシピ①:煮付け
材料:
– メバル2尾・酒50ml・みりん50ml・しょうゆ50ml・砂糖大さじ1・生姜3枚
作り方:
①鍋に調味料を煮立て、メバルと生姜を加える。②落とし蓋をして10分煮る。
レシピ②:塩焼き+レモン
材料:
– メバル2尾・塩ひとつまみ・レモン半分
作り方:
①ウロコ・内臓を取り、塩を両面に振る。②グリルで焼き、レモン汁をかけて。
レシピ③:メバルの味噌汁
材料:
– メバルアラ・味噌大さじ2・豆腐1/2丁・ネギ少々・だし汁400ml
作り方:
①だし汁でアラを煮る。②豆腐・ネギを加え、味噌を溶かす。
第3位:シーバス(スズキ)
釣り方
河口・港湾でミノーやバイブレーションを投げ、常夜灯周りを探るルアー釣り。
おすすめの食べ方
レシピ①:シーバスのムニエル
材料:
– フィレ200g・塩・黒こしょう・バター15g・レモン1/2
作り方:
①塩・胡椒した切り身をバターで片面3分ずつ焼く。②レモンを搾って。
レシピ②:白身カルパッチョ
材料:
– フィレ薄切り100g・オリーブ油大さじ2・塩胡椒・ルッコラ適量
作り方:
①切り身を並べ、塩胡椒・オイルをかけ、ルッコラを添える。
レシピ③:昆布締め風
材料:
– 薄切り身100g・昆布1枚(10x10cm)・日本酒少々
作り方:
①身を日本酒を塗った昆布で包み、冷蔵庫で一晩寝かす。
第4位:キス
釣り方
砂浜や堤防からのちょい投げ釣りや投げ釣り。青イソメやジャリメを使い、底をゆっくり引いて誘う。
おすすめの食べ方
レシピ①:キスの天ぷら
材料:キス5尾(中サイズ)天ぷら粉・冷水・揚げ油
作り方:
- ウロコ・内臓を取って開く。
- 天ぷら粉を溶いて衣をつけ、180℃の油で揚げる。
レシピ②:キスの南蛮漬け
材料:キス5尾・玉ねぎ1/2個・酢50ml・しょうゆ50ml・砂糖大さじ2
作り方:
- キスを素揚げし、タマネギのスライスと調味料に漬け込む。
レシピ③:キスの塩焼き
材料:キス3尾・塩適量・レモン
作り方:
- ウロコと内臓を取って塩を振り、グリルで焼く。
- レモンを添えて完成。
第5位:カサゴ
釣り方
テトラや岩場の穴釣りで狙う。エサはオキアミやイソメ。根掛かりに注意しながら仕掛けを落とし込む。
おすすめの食べ方
レシピ①:カサゴの唐揚げ
材料:
- カサゴ2尾・片栗粉・揚げ油・塩
作り方:
- 下処理したカサゴに片栗粉をまぶし、180℃で揚げる。
- 塩を振って完成。
レシピ②:カサゴの味噌汁
材料:
- カサゴアラ・味噌大さじ2・豆腐・ネギ・だし汁400ml
作り方:
- アラを煮てアクを取る。
- 豆腐とネギを入れ、味噌を溶かす。
レシピ③:カサゴの煮付け
材料:
- カサゴ2尾・醤油・酒・みりん・砂糖・生姜
作り方:
- 調味料を煮立て、魚を加えて10分ほど煮る。
第6位:イワシ
釣り方
堤防でのサビキ釣りがメイン。コマセを使って群れを寄せると釣果アップ。
おすすめの食べ方
レシピ①:イワシの梅煮
材料:
- イワシ6尾・梅干し2個・しょうゆ・酒・砂糖
作り方:
- 頭と内臓を取り、梅干しと一緒に調味料で煮る。
レシピ②:イワシのつみれ汁
材料:
- イワシ3尾・味噌小さじ1・生姜・ネギ・だし汁
作り方:
- イワシをたたいて味噌と混ぜ、団子状にして煮る。
レシピ③:イワシの蒲焼き
材料:
- イワシ開き3尾・しょうゆ・みりん・砂糖・小麦粉
作り方:
- 小麦粉をまぶして焼き、タレを絡めて仕上げる。
第7位:サバ
釣り方
堤防からのサビキ釣りで回遊を狙う。朝夕のマズメ時がチャンス。
おすすめの食べ方
レシピ①:サバの味噌煮
材料:
- サバ切り身2切れ・味噌大さじ2・酒・みりん・砂糖
作り方:
- サバを煮立たせた調味料で15分煮る。
レシピ②:しめサバ
材料:
- サバ半身・塩・酢
作り方:
- 塩を振って1時間置き、酢で30分締める。
レシピ③:サバの竜田揚げ
材料:
- サバ切り身・醤油・生姜・片栗粉・油
作り方:
- 下味をつけて片栗粉をまぶし、揚げる。
第8位:カマス
釣り方
朝夕に港湾部でメタルジグやミノーを使う。表層〜中層を探る。
おすすめの食べ方
レシピ①:カマスの干物焼き
材料:
- カマス干物2枚
作り方:
- グリルで皮がパリッとするまで焼く。
レシピ②:カマスのフライ
材料:
- カマス3尾・パン粉・卵・小麦粉
作り方:
- 三枚おろしにして衣をつけて揚げる。
レシピ③:カマスの炙り
材料:
- カマス半身・塩・バーナー
作り方:
- 皮面に塩を振り、バーナーで炙って刺身風に。
第9位:ハゼ
釣り方
河口や干潟周辺でのミャク釣りやちょい投げ。エサはゴカイやイソメ。
おすすめの食べ方
レシピ①:ハゼの天ぷら
材料:
- ハゼ5尾・天ぷら粉・揚げ油
作り方:
- 下処理して衣をつけて揚げる。
レシピ②:ハゼの甘露煮
材料:
- ハゼ・醤油・砂糖・みりん・酒
作り方:
- 弱火でじっくり煮詰めて味をしみ込ませる。
レシピ③:ハゼの味噌汁
材料:
- ハゼアラ・味噌・ネギ・だし汁
作り方:
- アラで出汁を取り、具を加えて味噌を溶く。
第10位:タチウオ
釣り方
堤防や波止で夜釣り。ワインドやテンヤ釣りが定番。夜間の常夜灯周辺が狙い目。
おすすめの食べ方
レシピ①:タチウオの塩焼き
材料:
- タチウオ切り身・塩・レモン
作り方:
- 塩を振り、グリルで焼いてレモンを添える。
レシピ②:タチウオの炙り刺し
材料:
- 皮付き切り身・塩・バーナー
作り方:
- 皮面を炙って薄切りにし、ポン酢などで食べる。
レシピ③:タチウオの蒲焼き
材料:
- タチウオ切り身・醤油・砂糖・みりん・酒
作り方:
- タレを煮詰めて焼き絡める。
第11位:キス(シロギス)
釣り方
砂浜や堤防からのちょい投げや投げ釣りで狙える。アオイソメやジャリメをエサに使うとよい。
おすすめの食べ方
レシピ①:キスの天ぷら
材料:
– キス5尾・天ぷら粉適量・冷水100ml・揚げ油
作り方:
①ウロコ・内臓を取り、開いて水気を拭く。②衣をつけて180℃でカラッと揚げる。
レシピ②:キスの南蛮漬け
材料:
キス5尾・玉ねぎ1/4個・人参1/4本・南蛮酢(酢100ml、砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ2)
作り方:
①キスを素揚げ。②千切り野菜と南蛮酢で漬け込む。
レシピ③:塩焼き
材料:
キス3尾・塩適量・レモン1/4個
作り方:
①ウロコ・内臓を取り、塩を振って10分置く。②グリルで焼き、レモンを添える。
第12位:マゴチ
釣り方
砂地の海底を狙ってワームや泳がせ釣りで狙う。6月は浅場にも接岸。
おすすめの食べ方
レシピ①:マゴチの薄造り
材料:
– マゴチ1尾(刺身用)・ポン酢・紅葉おろし・ネギ適量
作り方:
①三枚におろして皮を引き、薄く切る。②薬味と一緒に盛り付けてポン酢で。
レシピ②:唐揚げ
材料:
切り身200g・醤油大さじ2・酒大さじ1・片栗粉適量・油
作り方:
①調味料に10分漬け、片栗粉をまぶす。②180℃で揚げる。
レシピ③:アクアパッツァ
材料:
マゴチ切り身2切・アサリ100g・トマト・にんにく・白ワイン100ml
作り方:
①オリーブ油でにんにくを炒め、具材とワインを加えて蒸す。
第13位:イサキ
釣り方
堤防のウキ釣りやフカセ釣りで狙える。夜釣りが有利。
おすすめの食べ方
レシピ①:イサキの塩焼き
材料:
– イサキ1尾・塩適量・レモン
作り方:
①ウロコ・内臓を取って塩を振る。②グリルで焼き、レモンを搾る。
レシピ②:イサキの刺身
材料:
イサキ半身・醤油・わさび・大葉
作り方:
①皮を引いて薄く切り、大葉に乗せて提供。
レシピ③:イサキの梅煮
材料:
イサキ切り身2切・梅干し1個・酒50ml・しょうゆ大さじ1・みりん大さじ1
作り方:
①煮汁を作り、梅干しと一緒にイサキを煮る。
第14位:チヌ(クロダイ)
釣り方
ウキ釣り、フカセ釣り、落とし込み釣りで堤防際を狙う。6月は乗っ込み明けの活性が高い。
おすすめの食べ方
レシピ①:チヌの刺身
材料:
– チヌ半身・わさび・醤油
作り方:
①三枚におろし、皮を引いて刺身状にカット。
レシピ②:チヌのポワレ
材料:
フィレ1枚・塩胡椒・オリーブ油・バター10g
作り方:
①フライパンで皮目から焼き、仕上げにバターを加えて香ばしく。
レシピ③:チヌの味噌焼き
材料:
切り身2切・味噌大さじ1・みりん小さじ2・砂糖小さじ1
作り方:
①味噌ダレを塗り、グリルで香ばしく焼く。
第15位:アオリイカ
釣り方
エギング(エギルアー)で狙う。堤防や磯からシャクリを入れて誘う。6月は小型中心。
おすすめの食べ方
レシピ①:アオリイカの刺身
材料:
– アオリイカ1杯・しょうが・醤油
作り方:
①皮をむいて短冊に切り、わさび醤油で。
レシピ②:イカリングフライ
材料:
イカ胴体・パン粉・小麦粉・卵・油
作り方:
①輪切りにして衣をつけ、180℃で揚げる。
レシピ③:イカの塩炒め
材料:
イカ・塩・ごま油・ネギ・酒少々
作り方:
①イカを炒め、塩と酒で味付け。ネギを散らして仕上げ。
第16位:カサゴ(ガシラ)
釣り方
テトラや岩場周辺の穴釣り・胴突き仕掛け・ソフトルアーで狙える。根掛かり注意。
おすすめの食べ方
レシピ①:カサゴの唐揚げ
材料:
– カサゴ小型2尾・片栗粉・塩・揚げ油
作り方:
①ウロコ・内臓を取って下処理。②塩を振り、片栗粉をまぶして180℃で揚げる。
レシピ②:味噌汁
材料:
カサゴのアラ・味噌大さじ1.5・豆腐1/2丁・ネギ・だし汁400ml
作り方:
①アラを湯通しして臭みを取る。②だし汁で煮て、味噌・豆腐・ネギを加える。
レシピ③:煮つけ
材料:
カサゴ2尾・酒50ml・みりん50ml・醤油50ml・砂糖大さじ1・生姜スライス
作り方:
①調味料を煮立て、カサゴと生姜を入れて10分煮る。
第17位:ウミタナゴ
釣り方
堤防でのウキ釣りやサビキ釣りで狙える。エサはオキアミやアミエビが効果的。
おすすめの食べ方
レシピ①:塩焼き
材料:
– ウミタナゴ2尾・塩適量・大根おろし
作り方:
①ウロコ・内臓を取って塩を振り、グリルで焼く。大根おろしを添えて。
レシピ②:梅しそ揚げ
材料:
ウミタナゴの切り身4切・梅肉・大葉・片栗粉・揚げ油
作り方:
①切り身に梅肉と大葉を挟む。②衣をつけて揚げる。
レシピ③:煮びたし
材料:
ウミタナゴ2尾・だし200ml・みりん大さじ1・醤油大さじ1・小松菜
作り方:
①煮汁でウミタナゴを軽く煮て、小松菜を加えてさっと煮る。
第18位:ベラ(キュウセン)
釣り方
ちょい投げやウキ釣りで、アオイソメをエサにして狙う。日中でも釣れやすい。
おすすめの食べ方
レシピ①:唐揚げ
材料:
– ベラ2尾・片栗粉・塩・揚げ油
作り方:
①ウロコ・内臓を取って下処理。②片栗粉をまぶして高温で揚げる。
レシピ②:南蛮漬け
材料:
ベラ2尾・人参1/4本・玉ねぎ1/4個・南蛮酢(酢100ml、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2)
作り方:
①ベラを素揚げ。②千切り野菜と南蛮酢に漬け込む。
レシピ③:味噌焼き
材料:
ベラ切り身2切・味噌大さじ1・みりん小さじ1
作り方:
①味噌とみりんを混ぜたタレを塗り、グリルで焼く。
第19位:ハゼ
釣り方
河口や汽水域でのミャク釣り・ちょい投げが基本。6月は小型が多いが数釣りが楽しめる。
おすすめの食べ方
レシピ①:天ぷら
材料:
– ハゼ5尾・天ぷら粉・冷水・揚げ油
作り方:
①ウロコ・内臓を取る。②衣をつけて180℃でサクっと揚げる。
レシピ②:甘辛煮
材料:
ハゼ5尾・酒50ml・みりん50ml・しょうゆ50ml・砂糖大さじ1
作り方:
①調味料を煮立て、ハゼを加えて10分ほど煮る。
レシピ③:ハゼのからし酢みそ和え(白焼き使用)
材料:
白焼きハゼ2尾・酢みそ(味噌・酢・からし・砂糖)
作り方:
①白焼きにして皮を取り、ほぐして酢みそで和える。
第20位:ボラ
釣り方
河口や港湾部でウキ釣りやフカセ釣り。群れに当たれば大型も狙える。
おすすめの食べ方
レシピ①:洗い(冷やし刺身)
材料:
– ボラ刺身用半身・氷水・酢味噌
作り方:
①皮を引いて薄切りにし、氷水で締める。②酢味噌でいただく。
レシピ②:照り焼き
材料:
切り身2切・しょうゆ大さじ2・みりん大さじ2・砂糖小さじ1
作り方:
①調味料で煮絡めて両面を香ばしく焼く。
レシピ③:ボラのフライ
材料:
ボラ切り身・小麦粉・卵・パン粉・油
作り方:
①3枚おろしにして衣をつけ、180℃で揚げる。
まとめ
6月は気温・水温ともに上昇し、岸から釣れる魚の種類が一気に増えます。本記事では初心者でも狙いやすい20魚種をピックアップし、釣り方から調理法まで解説しました。ぜひ釣って、作って、味わって、初夏の海釣りを満喫してください。